自己啓発に役立つ「耳学問」。オーディオブックで自分の人生を変えよう

簡単にできる自己啓発のツールとして、「オーディオブック」の注目度が急上昇していることをご存知ですか? そのメリットや効果的な付き合い方、そして具体的なお勧め書籍まで、経験をもとに紹介していくブログです!

オーディオブックが高齢者の人にも人気の理由とは?

意外と多い、高齢者のオーディオブック愛読層

ここ2-3年の「オーディオブックの第二次ブーム」で、その利用者の幅、年齢層は大きく変化していると言えます。

例えば大手オーディオブックサービスの利用者層を見てみると女性の利用比率は従来2割台でしたが、最近では5割前後にまで伸びています。

また見逃せないのが、50歳以上の利用者の占める比率(50,60,70代)が初めて2割を超え、特に60代、70代の利用は数年で倍増に近い伸びを示していることです。

(30代、40代が従来圧倒的で今でも数としては増加しているのですが、20代以下の若年層と50代以上の高齢者の伸びが大きく、それに押されて占める比率としては低下している感じですね)

 

利用者が多くなるにはそれなりの理由があるもの。今回はオーディオブックが高齢者にだからこそもたらすメリットについてまとめてみました!

 

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オーディオブックで「ボケ防止」も可能? 聴覚だからこそできること

高齢になってくるとどうしても意識してしまうのが記憶力や認知機能などの低下です。

これは生理的な理由でも起こりますが、同じ刺激でも脳が「刺激」として受け止めなくなってしまう(慣れてしまう)、また刺激そのものが減ってしまう…と言ったことで起こります。

 

高齢の方の場合「耳が寂しくなるから、何かを聞かせておきたい」という理由で利用する人が大変多いのですがこれはかなり大事で、「耳(などの刺激)を寂しくして、ぼーっとしている時間を長くしてしまうと、自然自然に脳は萎れてしまいやすいと言えます。

『何かを耳で追う』感覚でもいいので自分にとって有益な内容を刺激として流し込んでおくだけでも効果がある」ということがあります。

 

よく高齢の方で「耳が寂しいから」ということでラジオをつけて何かをする人も多いですが、オーディオブックの場合は勉強になる内容も多いので大げさなききかたをせず最低限、「ラジオ代わりに使う」というだけでも違ってくるのかもしれませんね。

 

また長時間はお勧めできませんが、自分自身にとって聞き取れる程度に『速い速度』で再生し、それに「耳で頑張ってついていく」練習もかねて聞いていくと明らかに脳の機能にはプラスがあることが分かっています。

1日一定時間だけでも習慣的に取り入れて聴いていると、後で大きな違いが現れるかもしれません。

 

 

老眼対策にも。目を傷めないオーディオブックはプレゼントにも最適です。

また最近オーディオブックについては「本のバリアフリー化だ」という指摘もあるようで、うまい表現だなあ…と思います。

バリアフリーというと視覚などに障害のある人たちのイメージがありますが、高齢者にとっても「目に優しい」オーディオブックは大きなメリットがあると言えます。

 

50歳を越えると「活字から視覚で読み取っていく」ことについて、かなり疲労を感じやすくなってきます。

 

読書時間とともに眼をしょぼしょぼさせたり、目がかすんでしまったり、それでなくても「なんとなく読み疲れる」のが早くなったと思いませんか?

 

視覚は聴覚と違い「消耗品」としての性格がかなり強いと言えます。

無理をして小さな活字を読み続けていると老眼が進んでしまい、眼鏡の着用を余儀なくされてしまったりなど「眼の消耗」についてはかなり意識しなければならないのが50代以上です。

 

これがオーディオブックであればまず目には一切負担は掛けません。

「目に優しい」というメリットもあるのですが代わりに耳を使って読むことになり、逆に「耳を使って脳が理解しようとする」ことは上記のように認知機能にプラスの効果をもたらしやすいということもあります。

脳に負担がかかって時間次第で「聞き疲れる」ということはあるのかもしれませんが、それで何かの機能が損なわれてしまうということはないのですから。

(イヤホンなどを使って長時間、大音量で聴いてしまう場合は年齢にかかわらず耳に良くないこともありますのでご注意ください)

 

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高齢者に人気のオーディオブックのラインナップも充実してきました。

それでは高齢者の方は実際にどんなジャンルでのオーディオブックをダウンロードし、聞いているのでしょうか?

ジャンル別での1位を見てみると「自己啓発」が出てきます。

人気が高いのは

「7つの習慣」-成功には原則があった!

「原因と結果の法則」

「脳が冴える15の習慣」

などが挙がっていますね。

いずれも誰もが知るベストセラーで、内容は素晴らしいのですが逆に本の分厚さ、文字数の多さなどから「いつかは学びきりたいけれど、目で読むのはかなり大変そう…」とイメージしてしまうものばかりです。

逆に耳から聞くオーディオブックだからこそ、こうした本も取っつきやすい、咀嚼しやすいと言えるのかもしれませんね。

 

また高齢者に人気のジャンルで「自己啓発」に次ぐのが、「子供のころから知っている昔の名作」です。

坊っちゃん」や、「蜘蛛の糸」など、いわゆる古典名作と言われるものが特に60代以上の高齢者の方には人気だと言います。

 

これは、「なんとなく昔読んでいた内容が懐かしく蘇えるので、読む意欲がわく」ということもあるのかもしれませんが、別の理由として「聞いたこともない内容を耳から入れて、1から解釈して脳でかみ砕こうとする」より、「もともと下地(予備知識)のある内容を、もう一度なぞる形で聞いた方が負担もかからず、安心して聴けるから」という意味もあるのかもしれませんね。

 

ここ5年、オーディオブックは50代以上の利用者比率も急速に増え、こうした高齢者の方に人気ジャンルの取り扱いも急激に増えてきたといえます。

 

また比較的多いケースとしては「家族にオーディオブックのプレゼントをしてもらったことで利用し始めた」ということがあるので、「最初の一冊」としてプレゼントを検討してみてもいいかもしれませんね!

 

今回も読んでいただき、ありがとうございました。

 

オーディオブックで自分に効果的な「読み聞かせ」をするためにできる工夫とは

便利ゆえに、ついつい「聞き流すに任せてしまう」オーディオブック

以前の記事で、オーディオブックにはさまざまなメリットがあることを書きました。

その大きなものとして、「聴覚以外は占領しない。目や手は別のことをしていても読める(再生できる!)というものがあります。

確かにオーディオブックは五感に負担をかけずに学習できる素晴らしい教材でもあります。しかしその一方便利さに任せてただ「再生」していればいいというものでもありません。

 

私の友人(遠距離通勤で渋谷まで通っている人です)でオーディオブックを最近利用し始めたサラリーマンの男性があるのですが、「確かに便利で、良いとわかってて電車の中で聞くんだけれども、すわったままイヤホンから聴いているとつい眠くなって、寝てしまうんだよね…これでも効果あるのかな(笑)」と言われたことがあります。

さすがに「寝ちゃうのはちょっときついと思うよ・・・」と答えざるを得ませんでした。

 

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潜在意識経由での学習だけをあてにはできない

オーディオブックは、確かに何となく「ただ聞き流している」だけでも何もしないよりは全然いいと思います。

またうとうとしてしまったりBGMのような状態になってしまったとしても「なんとなく刷り込まれている」という効果はそれなりに期待できますし、「どこかで聞いているので潜在意識には入っていて、何かしら将来メリットがあるから…」という期待もできるでしょう。それが聴覚というものです。

 

しかし、「ただ聞いているだけでも無意識を経由してその知識はいかされるはずだ!」というのではちょっと悲しすぎます。

そこまで余裕のある学習をできる環境の人はそれほど多くはないはずです。

 

皆さんは学校の授業を受けているときの苦痛を覚えていますか(笑)?

およそ人の話を「ただじっとして、聞かされる」ほど苦痛なことは本来ありません。

すぐに眠気に襲われてしまったのを覚えている人も多いと思います。

本来「ただ聴くだけ」という行動で前向きに集中が続き、何かが身につくということは(興味のある分野以外では)期待しすぎてはいけないのです。

 

学校で先生から聞かされていることを身につけるには、黒板に目を走らせ、手を動かしてノートに写すという行為(刺激)もテコになっているのは事実です。

「繰り返しいくらでも聴く余裕があるよ!」「繰り返し聴くことで学習するような内容なんだ」というケースを除けば、やはり「聴くこと+α」の何かをしてあげたほうが、自分に効果的に内容を刷り込んでいけると思います。

 

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限られた時間と「聴く回数」で効果を高めるために

もし「できるだけ繰り返し聴くことに頼らず(時間を節約しつつ)、質の高い内容を自分に取り込みたい!」という場合は私は自分の経験と感覚から「2つの工夫」をお勧めします。

  1. 再生速度を早めて聴いてみる

日常会話の速度だと何となく慣れて脳が安心してしまい、逆に緊張が解けて眠くなってしまいます。

1.5倍速~2倍速で再生していくと脳が「おやっ?」と思い聴覚に神経を集中してくれます。

そして「何とか流れについていこう」として必死に脳が働きます。少々疲れるので運転中などにはお勧めできないのですが、等倍でダラダラ聞くより意外と「終わったら妙に頭に入っている」ということが多いように思います。

もちろん聴くことをあきらめてしまうともちろん眠くなるのですが(笑)、できるだけついていけるぎりぎりの速度で聴いていくと脳の認知機能も高まり、集中して聴くことが可能です。

場合によっては「等速で1回聴くより、倍速で2回聴いたほうが頭に入った」というケースもあるかもしれません。

 

  1. 聴くことに合わせて言葉にしてみる(口だけでも動かす)

これは倍速などでは難しいので、等速かそれ以下で聴く場合に限られますが有効な方法です。

私は学習塾に勤めていたこともあるのですがお経にしても子供の学習にしても、言葉を暗記していく際は「耳と脳」だけではなかなか身につかないものです。

他の器官を働かさずにただ「聴く」という行為だけで内容を「気合いで脳に叩き込む(笑)」ということは子供にはまず「不可能」です。 鉛筆を走らせ、口で復唱し、黒板に目を走らせるという「複合的に器官を使う」ことによって習得していくわけです。

これは大人でも何も変わりません。

厳しい言い方ですが電車の椅子に座って、ただ等速でぼーっと聴いているだけでは眠くなるのは生理的に当然ですし、少なくとも「一度で内容を深く理解して身につける」ということは望みにくいものです。

 

そこでおすすめなのが「口で復唱すること」です。

と言っても電車の中であれば言葉に出してしまうと「変な人認定」されてしまいますので(笑)、たとえば「音には出さないが口の筋肉だけでも動かしておく(この刺激が大事なのです)」「キーワードとなる部分の言葉だけでも(声に出さなくても)口ずさむようにする」というものです。

多少時間やオーディオブックを聴く回数が限られていても、こうした向き合い方をすることで「質の高い学習をする」ことが可能になっていきます

 

 

自分なりの「向き合い方」「工夫」を、試行錯誤しながら何かは持ちたいものです

いかがでしたか?

今回は少し「何かこういう聴き方をすると疲れそうだな・・・」というような内容だったかもしれません(笑)。

もちろんオーディオブックを聴く目的やシチュエーションは様々です。

「家事をしながら、何となく何度でも聞き流せる」という人もいますし、

「ノートをとりながら正式に学習できる」という人もいますし、

「聴いているだけでも刺激になるし時間を無駄にしたくないのでともかく流しておきたい」というタイプの人もいますし、

「限られた時間で、電車の中で勉強したい」という人もいます。

今回はどちらかというと最後の「限られた時間の中で最大の効果を得たい」という人向けの工夫で、それ以外の場合はもちろん、無理をして取り入れる必要のない習慣だと思います。

ただ、もし「限られた時間の中で勉強をしたい、人生を変えたい」ということでオーディオブックを活用していくのでしたら、こうした工夫も一考してみてはいかがでしょうか?

 

今回も読んでいただき、ありがとうございました。

オーディオブックと相性がいいのはどういう人たちなのか

こんにちは!

前回の記事ではオーディオブックのメリットについていくつかお話しましたが、それを踏まえてどういう年齢・環境の人たちがオーディオブックに向いているのか(そして実際に多く活用しているのか)、今回は書いていきたいと思います。

 

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少し前回記事のおさらいになりますが、

オーディオブックが本と比べて優れているというメリットは?

ということを考えていくと、

○目や手を占領せず、耳だけで聴ける。

○本やCDのように場所を取らない。

○強制的に聞かせてくれるので嫌いなことも繰り返し自分に聞かせやすい。

○速度を自分のペースで調整できる。

○周りの人と共有しやすい。

 

と言ったことが挙げられると思います。

逆に「こうしたメリットを必要としている人たち」が、オーディオブックに向いていると言えそうです。

実際にどのような人たちがオーディオブックを多く利用しているか調べてみると、確かにうなづける部分が多いのです。

 

 

オーディオブックを多く利用している、相性のいい人たち

1.通勤時間の長いビジネスマンの人たち

もっとも多かったのは、なんといっても「通勤時間は長い、しかし無駄にしたくない!」という志向の強いビジネスマンの人たちでした。

「自分は学ばなくてはならない。自己啓発のために学びを積み重ねていきたい、しかし時間が取れない。それなら長い通勤時間(電車に乗っている時間など)を、逆に生かす手はないか?」ということでオーディオブックを多用している人たちです。

 

駅までの往復の歩き、電車の中、車の運転など、オーディオブックを利用できる時間はかなりあるので、日々自分に何かをインプットして自己啓発を進めていきたい…という意識の高い人たちにこそ、オーディオブックは愛されています。

 

2.高齢者の人たち

そして意外にも高齢者の人たちが、ここ数年の「第二次オーディオブックブーム」では伸びてきているようです。

その理由としては今までのように本棚を占領しないということもありますが、うちの母が口にしていた意外にして最大の理由として、「目に負担をかけない。老眼を進めてしまう心配がないので…」というものがあり「なるほど!」と思ってしまいました。

 

耳であれば繰り返し聞くことで一度では理解が追い付かなくても取り返しがつきますし、何よりも再生速度を自分に合わせられるのがとても優しい…ということでした。

そのうちに年配の自分の親へのプレゼントとして「オーディオブック」が当たり前になる時代も来るのかもしれませんね!

 

3.忙しい主婦の人たち

専業、兼業に限らず、家庭における主婦の仕事は忙しいものです。

朝早く起きて家族のお弁当を作ったり、限られた時間で炊事や洗濯、掃除など…日々いろいろなことをこなさなければなりません。

こんな中、特に語学や専門知識、それに自己啓発などについて「私も学びたいのに、時間が取れない!」と悩んでいる女性もとても多いと言えます。

 

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しかし発想を変えて考えて見ると、「時間がない=(家事の)手が空かないということだ」ということに気が付きます。

「手が空かないのなら、手が空かなくてもできるような学び方をする」という発想の転換をした大勢の主婦さんたちが、オーディオブックを利用しています。

 

「五感のうち一つしか占領せず、負担をかけない」という良さが、主婦の皆さんとは抜群に相性がいいのかもしれませんね。

 

4.経営者などの人たち

日本人の平均読書数は世界的にかなり少ない(年間平均12-13冊程度)と言われていますが、経営者など高い知識と責任が必要とされる人たちについては、「学び」は欠かせません。

日本でもアメリカでも立場の高い人たちほど一般に、よく本を読みます。その意味で忙しい日常の中で場所を取らず、自分に合わせて学べるオーディオブックは、経営者とは抜群に相性がいいと言えそうです。

 

またオーディオブックで人気のジャンルはなんといっても「自己啓発」です。

「7つの習慣」「思考は実現化する」などの世界的な名著も、また心理学や人生論などの名著もかなりのラインナップがそろっていると言えるのです。

これもまた経営者やエリートの人たちが「必要としている養分」であり、だからこそ経営者とオーディオブックは相性がいいと言えます!

 

そして「立場が高いから必要なので読書をたくさんする」という見方もありますが、「たくさんのことを学ぶから高い立場になる」という見方も成り立ちます。忙しい日常の中で「勉強好き」でい続けるためにもオーディオブックは最高なのかもしれませんね!

 

 

5.勉強盛りの子供さんたちにも

そして意外と多かったのが「子供と一緒に聞いている、繰り返し読み聞かせている」というものです。

オーディオブックにはいろいろなジャンルがありますが、純粋に子供が学習できる「教材」として使用できるものはそれほど多くはありません。

 

しかし「英語のオーディオブックを読み聞かせている」「自己啓発の内容を一緒に家で聞いている」というケースは多いのです。

「門前の小僧、経を読む」ということわざがありますが、子供というのは繰り返し聞くだけで内容が頭に入りやすい、詰め込めるだけ詰め込めるという柔軟さが持ち味です。

「どんなことを子供に浸透させていきたいのか」という考えの元オーディオブックを活用しているご家庭があるのは本当にすごいなあ…と思います。

 

 

いかがでしたか?

おおざっぱですが5つ、明らかにオーディオブックと相性がいい(実際に利用者がとても多い)人たちを挙げてみました。他にもいろいろな人たちが利用しているのですが、自分の環境でメリットがありそうでしたら導入を検討してみてもいいかもしれませんね!

 

今回も読んでいただき、ありがとうございました。

オーディオブックを「速聴」することの大きいメリットとは

「速聴」という言葉を聞いたことがありますか?

少し前に脳を鍛える、「脳トレ」として大々的に宣伝をされていた時期もあり、私も10年以上前に興味を持ち、個人的に問い合わせて購入を検討したことがあります。

 

ただ正直その時はものすごくパッケージが高かったこともあり(笑)、怪しさも相まって結局は申し込みに踏み切れませんでした。

しかし最近オーディオブックの登場でその「速聴による集中力・記憶力の強化」の敷居が下がり、大きなメリットとして注目され始めています。

 

 

聴覚は、五感の中で最も鍛えやすいと言われています。

見る・聴く・触る・味わう・嗅ぐといういわゆる「五感」の中で、聴覚というのは実は最も鍛えやすい感覚と言われています。

理由はいくつかありますが、とっさに耳から入ってきた「音声」情報を脳が補って意味を完成していく過程で、脳が素早く対応できるように成長するスピードが速いからと言われています。

 

正確には聴覚そのものではなく、「聴覚そのものを使って脳の認知能力を高めていく」ことがものすごく効果的であるということです。

 

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「メンタリストDaigo」さんの動画が「早口」なワケ

配信者としても有名なメンタリスト「Daigo」さんを知っていますか

Youtubeなどにもチャンネルがあり、いろいろな課題に対する有益なマインドを発信している人で、私も好きでよく動画を拝見しています。

 

Daigoさんの動画(多くは生配信の保存版ですが)の特色としてはものすごく早口なことで、普通の音声の2倍速近い感覚でしゃべっていきます。

 

動画へのコメントなどではたまに「もっとゆっくり、普通の速度でしゃべってほしい」という声も上がるのですがDaigoさんは「自分のスタイルでもあるし、速い音声を聴いた方が頭にも入るし能力向上に役立つので慣れてほしい」と一貫して言い続けています。

私はこれに大いに賛成です。

 

よく言われているメカニズムとしては、

「速い音声情報を聞くと、とっさに認識できない情報を脳が何とかして補おうとして必死で回転して働く。だから脳の認知機能(記憶力・処理力)向上にも役立つし、また聞いた情報そのものも通常速度で何となく聞くより頭に入りやすい。」というものです。

極端な話「なんとなく通常速度で1回聞き流すより、2倍速で(必要な場合は)2回聞いた方がプラスになる」ということになりますよね!

 

オーディオブックサービスでは4倍速までの調整ができる!

たとえばaudiobook.jp(旧Febe)やアマゾンのaudibleなどでは、オーディオブックを聞くスピードを最大4倍にすることができます。

 

もちろん最初から4倍速で聴いて1回で内容を深く理解できる人はほとんどいないと思いますが(笑)…繰り返し聞くことによりだんだん耳(というよりは脳)が慣れてきて、クリアにキャッチアップできるようになってきます。

そして4倍速に慣れて徐々に聴き取れるようになって来たとき、頭の回転もかなり速くなっていると言えるのです。

 

多くの人が「速聴による脳トレ」を目的にオーディオブックを利用している

実はオーディオブックを利用している多くの人たちが「本の中身の学習」そのものだけでなく「速聴することで脳の処理機能を強化する」ことを目的として意識しています。

たとえばaudiobook.jpでは、再生速度を0.5倍速~4倍速まで変更することができますが、多くの人が1倍速以下ではなく(遅いと眠くなるのは、脳トレと逆の効果なのでしょうか…(笑))、2-3倍速などの「通常より速い速度」で聴いているといいます

これは単純に『時間がないからさっさと聞きたい』というだけではなく「その方が慣れてくれば頭に入りやすいし、脳そのものの日頃の認知機能も高まるから」と意識している人がかなり多いということではないでしょうか。

 

ちなみに速聴で右脳を開花させるには、「3-3.5倍」程度または以上の再生速度で耳に入れていく必要があると言われていますが、その意味でも「慣れれば4倍までスピードアップできるオーディオブック」は、格好の素材といえるかもしれませんね!

 

一昔前までの「とんでもなく高かった」速聴により学習を、手に届くものにしてくれたオーディオブックサービス

知識そのもの+頭の回転の速さ、という二重の目的をもって始めるのも、決して欲張りではないはずです!

 

今回も読んでいただき、ありがとうございました。

自己啓発・英語学習などに・・・読書にはないオーディオブックならでは5つのメリット

こんにちは!

 

自己啓発に、英語などの語学の勉強に、子どもの学習補助に…など、オーディオブックの使い道は年々広がってきて、ここ2-3年は明らかにブームが再燃しているのを感じます。

 

インターネット環境の発達とともに、動画などのコンテンツに取って代わられ、一度は隅に追いやられていたオーディオブックですが、ここ数年再評価され多くの人が利用するようになりました。

日本でも現在では大手オーディオブックサービスに登録している人は数十万人と言われ、百万人に届くのも時間の問題といえるかもしれません。

 

今回は「なぜオーディオブックが再び評価されてブームが再来しているのか」

オーディオブックならではのメリットについてお話していきます。

 

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メリット1…手や耳を占領せず、耳(聴覚)だけで聞ける

形のある本(書籍)と比べてみましょう。

本を読む際は机の上に置くか、多くは手を添えて読書しますし、当然文字を読むには「見る」ことが必要になるのでそれだけ意識も行動も取られてしまいます。

たとえば車や自転車を運転しながら、また家事をしながら本を読んだりすることは不可能です。(大変なことになってしまいますね)

 

しかしオーディオブックであれば五感のうち「聴覚(耳)」のみしか使用しないため目や手はフリーになります。

ですから「ながら作業」とオーディオブックはとても相性が良く、たとえば炊事などの家事をしながら聞いたり、場合によっては運転をしながら「読書」することもできなくはありません。(もちろん注意が必要ですが)

 

メリット2…場所を取らない

これは一昔前(2000年代前半の以前のブーム)とは違ってきている所です。現在のオーディオブックは昔のようにCDやテープといった媒体ではなくデジタルの音声データになるので、書籍などと比べても本棚のように場所を取ることがありません。

とてもスマートでスマホやPCなどにデータとして保存しているのでかさばりません。

 

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メリット3…強制的に聞かせてくれる

オーディオブックは「再生」するものなので一度スタートすればどんどん内容が朗読されてきます。

目や手を使った読書の場合、自分の意欲(モチベーション)に左右されるのでやる気や興味が薄いと読む動作が止まってしまったり、挫折してしまうこともよくあります!

しかし耳から一方的に流し込んでもらえるので、興味がもともと濃い、うすいに関わらず頭には入ってきやすいと言えます。

ぼーっと聞き流してしまえばもちろん学習効果は下がりますが、それでも自分で「読み進めなければならない」本よりはずっと「読み聞かせてもらえる」オーディオブックの方が親切かもしれません。

 

メリット4…自分のペース(速度)で読んで(聞いて)いける

たとえば最大手サービスの一つ、audiobook.jpでは、再生速度を0.5倍速~4倍速まで設定することができます。

音声で聞いても年齢やもともとの興味、予備知識などにより学習速度には差があり、人それぞれです。

だからこそ自分に合った再生速度で聞いていく機能のついているオーディオブックは、「ただの読み聞かせ」以上に便利といえます。

 

一般には速い速度で聴けば聞くほど脳科学的には脳トレにもなり、また学習効果も高まる面があり、どちらかというと通常より速い速度で、繰り返し聞いて学習していく人が多いようです。

 

メリット5…周りの人と共有しやすい

たとえば一冊の本の内容について例えば家族や知人と「内容を共有」するにはどうしたらいいでしょうか?

普通の書籍であれば同じ本をいちいち読んでもらう必要がありますが、オーディオブックであれば家族同時に(あるいは職場などでも一斉に)聴くことができますし、また同時でないとしても普段自分がきいているのを聞き流していたり、その人用に再生したり等するのは敷居が低いです。

「知識を共有する」という面から見ていっても、オーディオブックは本と比べて意外とメリットが大きいと言えるのではないでしょうか。

 

いかがでしたか?

他にも細かいメリットはかなりあるので別記事で紹介しようと思いますが、今回は大きくオーディオブックの5つのメリットをまとめてみました!

 

ぜひあなたの学習や自己啓発に、オーディオブックを取り入れてみることを検討してみてください!

 

今回も読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

自己啓発や学習に、時間の有効活用ができるオーディオブックとは?

「オーディオブック」とは

「オーディオブック」という言葉をどこかで聞いたことがありませんか?

すでにご存じの方も多いと思いますが、文字通りオーディオブックとは「音の本」という意味です。

普通は書籍(本)というと、「見る(読む)本」が当たり前なのですが、オーディオブックはその内容が音声に落とされているので「聞く本」ということになりますね!

 

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オーディオブックのメリットとデメリットについては近いうちに別記事で書いていきますがおおざっぱに言うと、「読み聞かせ」をしてもらえるので手で持つことも目で見ることもなく、通勤電車や家事をしながらなど様々なシーンで活用でき、時間を有効に使うことができます。

 

意外と知られていないオーディオブックの「黒歴史(?)」

実はこのオーディオブック、2000年代前半に一度目のブームが来ていたと言われています。

ネットでの検索件数などでも2000年代にあった自己啓発ブーム」の波に乗って多くの人が興味を持って調べたり、活用していたことがわかります!

 

「時間管理や考え方を変えれば人生をより良くできる!」というポジティブな考えが「自分を変える」ブームに結びついて、オーディオブックに一度目のブームがきたのだと思います。

 

しかし当時のオーディオブックはまだまだ「データ」ではなくCDのような媒体で販売されていることも多く、今ほど使い勝手が良いものではありませんでした。

また当時はインターネット技術が伸び盛りなので「動画>音だけのオーディオブック」ということに当然なり、オーディオブックの需要は次第に下火になってしまったというのは否めません。

 

今再び、オーディオブックのブームが再来している?

しかし2017年ごろから、再びオーディオブックの市場に活気が戻ってきます。

国内ではaudiobook.jpなど、聞き放題などの画期的なサービスを提供する動きが一気に加速し、

国内最大手通販のAmazonも、オーディオブックサービス「Audible」を開始し、会員登録にかなりの力を入れるようになりました。

 

私はそれに2つの理由があると思っているのですが、

1つ目は「オンデマンド化」が進んでCDなどの媒体が不要になりiPhone,iPod,iPadその他、色々なデバイスで気軽に聞けるようになったことからシーンが広がって再評価された、ということが言えると思います。

 

そして2つ目は(ここが重要なのですが)いわゆる(目や手を使わない)耳学問」というものが再評価されてきたからではないでしょうか?

それには「五感のうち聴覚しか取らない。便利だから」ということと、

それ以外に「耳から強制的に流し込むことによるメリット」の2つがカギを握っていると思います。

 

どのような会社がオーディオブック大手なのか?

日本で大手といえるオーディオブックサービスは2つあります。

1.audiobook.jp(株式会社オトバンク)

会員数30万人、作品数23000を誇る国内最大手といっていいサービスです。

ベストセラー、ミリオンセラーも数多く配信し、また幅広いジャンルのオーディオブックが存在している事から人気も高く、ビジネスパーソンや高齢者の方、また資格試験や語学を学んでいる人たちを中心に利用者は増える一方です。

読み放題など、どのくらい利用するかに合わせた多彩なプランが充実しているのが特色といえるでしょう。

 

2.audible…オーディブルAmazon.co.jp)

本は「朗読」で聴こう、というキャッチフレーズでアマゾンが開始したサービスがオーディブルです。

最初の一冊は無料ということで会員登録に力を入れており、会員数や取扱いをするタイトルも急速に増えていますね。

 

どちらもアプリ経由で色々なデバイスで聞くことができます。

それぞれのサービスの詳しい強み比較などは別の記事で詳しく書いていくつもりですので参考にしてください!

 

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それでは読んでいただき、ありがとうございました!