自己啓発や学習に、時間の有効活用ができるオーディオブックとは?
「オーディオブック」とは
「オーディオブック」という言葉をどこかで聞いたことがありませんか?
すでにご存じの方も多いと思いますが、文字通りオーディオブックとは「音の本」という意味です。
普通は書籍(本)というと、「見る(読む)本」が当たり前なのですが、オーディオブックはその内容が音声に落とされているので「聞く本」ということになりますね!
オーディオブックのメリットとデメリットについては近いうちに別記事で書いていきますがおおざっぱに言うと、「読み聞かせ」をしてもらえるので手で持つことも目で見ることもなく、通勤電車や家事をしながらなど様々なシーンで活用でき、時間を有効に使うことができます。
意外と知られていないオーディオブックの「黒歴史(?)」
実はこのオーディオブック、2000年代前半に一度目のブームが来ていたと言われています。
ネットでの検索件数などでも2000年代にあった「自己啓発ブーム」の波に乗って多くの人が興味を持って調べたり、活用していたことがわかります!
「時間管理や考え方を変えれば人生をより良くできる!」というポジティブな考えが「自分を変える」ブームに結びついて、オーディオブックに一度目のブームがきたのだと思います。
しかし当時のオーディオブックはまだまだ「データ」ではなくCDのような媒体で販売されていることも多く、今ほど使い勝手が良いものではありませんでした。
また当時はインターネット技術が伸び盛りなので「動画>音だけのオーディオブック」ということに当然なり、オーディオブックの需要は次第に下火になってしまったというのは否めません。
今再び、オーディオブックのブームが再来している?
しかし2017年ごろから、再びオーディオブックの市場に活気が戻ってきます。
国内ではaudiobook.jpなど、聞き放題などの画期的なサービスを提供する動きが一気に加速し、
国内最大手通販のAmazonも、オーディオブックサービス「Audible」を開始し、会員登録にかなりの力を入れるようになりました。
私はそれに2つの理由があると思っているのですが、
1つ目は「オンデマンド化」が進んでCDなどの媒体が不要になり、iPhone,iPod,iPadその他、色々なデバイスで気軽に聞けるようになったことからシーンが広がって再評価された、ということが言えると思います。
そして2つ目は(ここが重要なのですが)いわゆる(目や手を使わない)「耳学問」というものが再評価されてきたからではないでしょうか?
それには「五感のうち聴覚しか取らない。便利だから」ということと、
それ以外に「耳から強制的に流し込むことによるメリット」の2つがカギを握っていると思います。
どのような会社がオーディオブック大手なのか?
日本で大手といえるオーディオブックサービスは2つあります。
1.audiobook.jp(株式会社オトバンク)
会員数30万人、作品数23000を誇る国内最大手といっていいサービスです。
ベストセラー、ミリオンセラーも数多く配信し、また幅広いジャンルのオーディオブックが存在している事から人気も高く、ビジネスパーソンや高齢者の方、また資格試験や語学を学んでいる人たちを中心に利用者は増える一方です。
読み放題など、どのくらい利用するかに合わせた多彩なプランが充実しているのが特色といえるでしょう。
2.audible…オーディブル(Amazon.co.jp)
本は「朗読」で聴こう、というキャッチフレーズでアマゾンが開始したサービスがオーディブルです。
最初の一冊は無料ということで会員登録に力を入れており、会員数や取扱いをするタイトルも急速に増えていますね。
どちらもアプリ経由で色々なデバイスで聞くことができます。
それぞれのサービスの詳しい強み比較などは別の記事で詳しく書いていくつもりですので参考にしてください!
それでは読んでいただき、ありがとうございました!